皮膚がんと日本人
「基底細胞がん」「有棘細胞がん」は、皮膚がんのなかでもよく見られる症状です。
初期の段階では、自覚症状がほとんどないとされます。
痛み・かゆみも伴わないので、そのまま放置しておく人も多いようです。
■基底細胞がん
皮膚がんのなかで発症率がナンバーワンです。
日本人にも発症しやすいと言われています。
皮膚がんのメラノーマと混同されることがありますが、基底細胞がんの場合は早期に除去すれば大きな問題にはなりません。
治療においては、メラノーマとの判別を行ってから対処していきます。
基底細胞がんが発生しやすい部位は、まぶた、上唇、鼻などです。
発生する場所が限定されているため、発見するのが容易な皮膚がんなのです。
ただ、完全に取り除かないと再発するので、この点だけ注意して治療することです。
■有棘細胞がん
古い放射線によるヤケド(通常のヤケドを含む)、外傷、傷などが要因となります。
また、放射線によって水虫を治療した場合や、乳がん・子宮がんなどの手術跡からも発生するケースがあります。
発生するのは遅くなってからで、治療してから20~30年くらい経過してから生じるパターンが多いようです。
初期症状としては、患部にかさぶたが発生することです。
この時点では皮膚がんではなく、「前がん段階」と呼ばれています。
ここから何年かたってから、イボのようなしこりが発生し、拡大しながら周囲に広がっていきます。
この状態からは、いつ皮膚がんに移行してもおかしくないので、皮膚科に通いながら医師と相談しておきましょう。
